猫と食事

キャットフードを補うトッピングと意味

キャットフードのトッピングと量

キャットフードのトッピングはよく見かけるようになりました。

意外にも海外ではあまりないようですが、日本ではけっこう普通にみかける食餌スタイルですよね。

トッピングするメリットはいくつかありますが、何でもかんでもキャットフードにトッピングすればいいというものではありません。

ここでは我が家でも行っていたトッピングやなぜその食材を選ぶのかその意味、どれくらいの量のトッピングをすればいいのかについてまとめています。

かなり基本的な部分ですが、これからトッピングを始めたい飼い主さんの参考になれば幸いです。

キャットフードにトッピングする注意点

キャットフードに食材をトッピングするなら、「なぜその食材を選ぶのか」「どんな意味があるのか」という部分が重要です。

どんな目的でトッピングするのかをよく確認しておきましょう。

何となく良さそうだから・・という理由でのトッピングはオススメしません。

食材によりますが、キャットフードにトッピングすることで猫の体に負担がかかることもあるからです。

猫の食事といえば、総合栄養食のキャットフードですよね。

総合栄養食は栄養バランスが整っているため、そもそもキャットフードに何か食材をトッピングする必要がありません。

それでもキャットフードにトッピングするのだから、何らか目的があるはずですよね。

  • 手作り食を始めたいから
  • トッピングで栄養素を補いたい

これらの理由があるなら、キャットフードへのトッピングはオススメです♪

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オススメのキャットフードのトッピング

わが家の猫にも与えていた、キャットフードにオススメのトッピングを3つ紹介します。

ここではキャットフードにトッピングする食材として生鮮食品をまとめています。

猫用の栄養補助食品ではなく、肉や野菜などです。

タンパク質を補うなら肉

まず一つ目は、キャットフードを与えている猫が良質なたんぱく質を補うなら肉のトッピングがいいです。

総合栄養食のキャットフードに栄養満点の肉をトッピングするのはオススメしないという方もいます。

しかし少量ならそれほど影響をあたえません。

肉をキャットフードにトッピングしてタンパク質を補う理由は、キャットフードはどうしても炭水化物が多くなるからです。

クッキー作りを思い出すとわかりやすいですが、固めてカリッと焼くためには大量の小麦粉が必要です。

これはドライのキャットフードも同じで、結構な量の炭水化物を加えないと、あのようなカリカリにはできません。

なので、キャットフードに新鮮な肉や魚をトッピングすることで、良質なタンパク質を補うことができます。

鶏肉にはむね肉・もも肉・ササミなど種類がありますがどれでも問題ありません。

生肉を猫は食べられますが、トッピングするなら加熱肉から与えた方がいいです。

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猫の体形(ダイエット)が気になるならササミや胸肉、良質な脂質を補うならもも肉がおすすめです。

猫にとって良質な脂質も重要です。

肉のほかに魚ならブリやタラがあります。

魚はオメガ3の摂取ができ、ブリなら鶏肉のもも肉と同じように、良質な脂質とタンパク質が同時に補えます。

キャットフードにもオメガ3が含まれますが、注意した方がいいですからね。

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タラは腎臓病の猫にもおすすめな食材ですね。

生のカツオとかでもいいですが、加熱した方が安心です。

肉も生でもいいですが、デメリットもあるのでまずは加熱肉にした方がいいでしょう。

抗酸化作用を補う

ブロッコリーは抗がん作用や抗酸化作用があります。

ブロッコリーにはスルフォラファンという抗酸化効果のあるファイトケミカルがたっぷりです。

ファイトケミカルとは植物が有害物質から自分を守るものです。

がん予防、免疫力強化、老化防止にも一役買ってくれます。

生のブロッコリースプラウトや茹でたブロッコリーをみじん切りにして与えましょう。

消化酵素

ドライのキャットフードは酵素がありません。

大根をトッピングすれば消化酵素を補うことができます。

消化酵素が不足している猫はキャットフードをしっかり食べた後で吐いてしまうことがあります。

空腹時に吐いてしまう猫もいますが、消化酵素で改善することがあります。

空腹時に吐かないように食事回数を増やすことがありますが、食事回数が多いとそれだけ消化酵素を使うので枯渇してしまいます。

そんな時はキャットフードに生の大根をすりおろしてトッピングします。

わが家の猫は手作り食に大根をいれると苦手なのであまり食べないのですが、キャットフードにかけてあると普通に食べます。

それだけキャットフードの香りが強いのでしょうね。

トッピングする量

総合栄養食のキャットフードの量を大きく減らしたり、トッピング量を多くすることで栄養バランスが崩れていしまいます。

肉類(肉や魚)ならキャットフードを5gくらい減らして10gトッピングします。

野菜のトッピングはキャットフードを減らす必要はなく、5g程度トッピングします。

これくらいならトッピングをしても栄養バランスが崩れません。

10gくらいまでならトッピングOKです。

キャットフードのオススメのトッピングと意味のまとめ

キャットフードにトッピングする目的が明確なら、その目的に合ったトッピングをしましょう。

肉なら良質なたんぱく質や脂質、野菜なら抗酸化作用や消化酵素が期待できます♪

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