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おやつも効果あり!歯磨きできない猫のケア方法

歯磨きできない猫に効果があるおやつ

猫の歯磨きについて、口さえ触れず「とてもじゃないけど歯磨きは無理!」という方もいますよね。

そんなときに役立つのがおやつ系のデンタルケア商品。

口腔トラブルのケアや予防に歯磨きは有効なので、歯磨しないでおやつだけでケアするのは効果に不安な部分があります。

おやつで本当にケアの効果があるのでしょうか。

ここでは、あまり歯磨きできない我が家の白猫さんに使用していた歯磨きおやつの効果や与え方をまとめています。

猫の歯石や口臭におやつの効果はない?

歯磨きできない猫のケアと言えば、デンタルケアの効果を謳ったおやつ。

歯磨きができない猫の場合、噛むだけのおやつで歯垢や歯石を予防したり、飲み水に加えるだけのものを使うと思います。

これらは大きな期待はできないのですが、全く効果がないということはありません。

ケアの効果の度合いは別として、おやつを噛むことで歯垢を落とす効果が証明されているケア商品もあるくらいです。

また、ポーランドでOHIという6371匹の猫の口腔衛生を数値化したデータがあります。

  1. ケアなし=3.73
  2. 歯磨き+週数回のおやつ=2.64
  3. 毎日おやつ=2.63
  4. 毎日歯磨き=2.50

当たり前っちゃ当たり前ですが、ケアをしない猫と比べて、おやつや歯磨きをする猫の口腔衛生は良いです。

ケアをしない猫の44%は口腔に問題があります。

口腔の健康問題は、毎日歯磨きする猫は12%、毎日デンタルスナック(おやつ)を与えられている猫は10%減少させるとの結果に。

あまり歯磨きができない我が家の白猫さんにおやつ系をいろいろと試しましたが、確かに何もしないよりは効果があったかもしれません。

下記では実際にどのような方法で、歯磨きできない猫のケアをしたのかをお伝えします

効果があった歯磨きできない猫の口臭と歯石のケア

口腔ケアの難易度として、

歯磨き>歯に塗る>食べる(飲む)

大まかにこのような方法がありますよね。

我が家の歯磨きできない白猫さんに効果があった、簡単な口腔ケアの方法は、

デンタルジェルを塗って噛むか食べてもらう

です。

やはり歯磨きができない場合は、噛んだり食べてもらうのが最も簡単です。

デンタルジェルやおやつで猫の歯石が取れたという効果はなく、口臭や歯石の予防になればと使用しました。

歯垢や歯石の状態は正直わからないのですが、口臭が悪化したというのはなかったです。

あとは口腔内フローラがかなり重要なので、乳酸菌とか善玉菌とかを使ったのもなかなか良かったです。

今でもいろいろと使用中です♪



歯磨きできない猫の歯垢と歯石のケア方法

歯磨きできない猫に使用したのは、以下の3つのデンタルケア用品です。

ジェル以外は多くのホームセンターで入手しやすい製品です。

歯磨きおやつ
  • 猫ちゃんホワイデント(ストロング)
  • グリニーズ
  • オーラティーンデンタルジェル

猫ちゃんホワイデント、もしくはグリニーズにデンタルジェルを薄くぬって食べてもらうだけです。

他にも数種類のデンタルケア用品を使用しましたが、おやつ系は猫ちゃんホワイデントとグリニーズなら受け入れてくれました。

我が家では今は別の方法でケアしていて、ヨダレや炎症が治まり劇的な効果がありました。

別の方法でケアしている理由や方法はまた別の機会に。

歯肉炎や口内炎の猫にオーラティーンデンタルジェル

オーラティーンジェルは、3つの天然酵素を配合したデンタルジェルです。

すでに口腔内に口内炎や歯肉炎など、何らかの炎症がある猫に向いている商品です。

デンタルジェル以外にも有名なビルバックを使用しましたが、こちらは我が家の白猫さんは好みではなかったので使えませんでした。

どちらかというとビルバックの方が薬っぽく、デンタルジェルは甘めの無臭に近い匂いで使いやすいです。

猫ちゃんホワイデントを噛むだけ

猫ちゃんホワイデントは食べられる棒状のおやつです。

チキンとツナ味があり、硬さもソフトとストロングがあります。

「いかにも歯磨き!」ってな匂いがしますが、ほんのり魚の香りも。

おやつにデンタルジェルをかなり薄くぬって、5回~10回噛んでもらっていました。

このような棒状のおやつにデンタルジェルを塗って、猫に噛んでもらう方法は意外と効果があったように思います。

猫ちゃんホワイデントはおやつなので猫が食べてもいいんですが、我が家では5回~10回くらい噛むだけにしていました。

噛む力が強い猫や長く噛んでもらうならストロングがオススメ!

グリニーズを食べて歯垢を落とす

グリニーズは猫の歯磨きおやつですが、総合栄養食の基準も満たしています。

VOHCという、犬猫用のオーラルケア製品の効果を第三者の立場で審査する機関が認定しているケア商品です。

日本にはこういった機関がないので、目安になりますね。

グリニーズを噛むだけで、歯石の蓄積を防いだり落とす効果が認められています。

通常のキャットフードよりも、サイズが大きくなっており、分厚く形も独特です。

ローストチキン・チキン&サーモン・ツナなど5つ種類があります。

我が家の白猫はローストチキンとツナにオーラティーンデンタルジェルをぬって食べていたのですが・・

グリニーズをあげてから猫ちゃんホワイデントを拒否するようになりました。(;^^)

猫ちゃんホワイデントより、総合栄養食のグリニーズの方が美味しいんでしょうかね。

猫の口臭は水に入れるだけでも効果あり?

歯垢や歯石は歯磨きや噛むことで予防とコントロールをしますが、口臭は飲み水にいれるだけでも効果が得られる場合もあります。

ここまで紹介した口腔ケアの方法は、噛むことができる猫に限ります。

歯周病や口内炎で炎症がひどい猫だと、噛むことも難しくなります。

そんな時は、水に入れるだけでも口臭ならマシになるかもしれません。

KPSマウスクリーナー

KPSマウスクリーナーは評判が高かったので、使ってみたものです。

2週間~1ヵ月間使用しましたが、評判ほどの効果は実感できませんでした。

もしかすると量が少なかったり使用期間が短すぎたのかもしれません。

神経質な我が家の白猫さんは、肉汁で誤魔化せば飲んでくれました。

余計なものが入っておらず、赤ビート抽出液(赤カブの一種)のビタミンCに、抗酸化防止効果があります。

液体が少しピンク色なのは、色素が理由です。

酸性なので歯石がつきにくい面もあります。

歯磨きできない猫の口腔ケアのまとめ

猫の歯磨きができなくても、効果のある口腔ケアはあります。

最も簡単なのは食べてもらうもの(おやつ)です。

歯磨きが一番いいのですが、あなたの猫に合った方法を見つけましょう。

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