猫のシニアの年齢って何歳なのでしょう。
早ければ7歳といわれたり、10歳以上と言われたりしますが、明確な定義はあるのでしょうか。
ここでは猫のシニアの年齢や年齢別の変化をまとめています。
シニアは何歳?入り口の年齢は7歳
猫のシニアの定義は明確にはありません。
年齢が7歳からと言われたり、現在は10歳ころからが猫のシニアの時期という風に言われることが多いです。
猫の体力の衰えなどを考えると、7歳くらいからがシニアの入り口とされます。
年齢で分類すればシニア期は11歳からで老猫とされる時期ですが、老化のサインが7歳から現れるので注意したいですね。
わが家の猫も8歳ですが、若いころと比べると大人しくなり老化を感じることがあります。
これは飼い主さんの考えとも近くて、ライオン商事による、「愛猫は何歳からがシニアなのか」というアンケート調査があります。
これによると、6歳までの猫を飼っている飼い主さんは「8歳からがシニア」と考える人の割合が半数以上です。
7歳以上の猫を飼っている飼い主さんは「10歳や11歳以上からがシニア」と考える人の割合が多かったです。
7歳~10歳くらいからがシニアというのが一般的な認識のようですね。
猫の年齢を人で換算
猫の年齢を人で換算し、どのような変化があるのかをまとめています。
子猫期6か月・人で10歳
猫が生まれて0歳の頃はまだ目が開かず、排せつなども自分でできません。
生まれて1ヵ月(人で1歳)あたりから目が見えるようになり、3か月(人で5歳)の頃には少しずつ歩けるようになります。
6か月(人で9歳)たつと、歯が生え始める時期です。
自分で排せつもでき、離乳食を始めます。
早い猫は7か月頃から発情が始まります。
わが家の猫も雄ですが、それくらいの時期から発情の予兆がありました。
青年期1歳~2歳人・人で15歳~24歳
1歳のころは成猫と同じ大きさになります。
1歳半で人で換算すると20歳です。
妊娠がが可能な時期です。
成猫期3歳~6歳・人で28歳~40歳
猫の年齢が3歳以降は、人で年齢を換算すると4歳ずつ年を取ります。
この成猫期の期間は最も活発で体力や気力がある時期です。
人もバリバリ働ける年齢ですね。
3歳は盛りの時期です。
外飼いの猫はケンカによるケガや感染症に注意しましょう。
4歳くらいまでは活発で毛づやもよく、早いと5歳くらいから少しずつ落ち着くようになります。
6歳からになると腎不全に注意しましょう。
壮年期7歳~10歳・人で44歳~56歳
7歳からはシニアの入り口です。
寝ていることも増え、早ければ7歳くらいからシニア用のフードを与えることもあります。
7歳を過ぎると、落ち着いていて、寝ていることも増え始めます。
体調を崩すことも増えます。
中年期11歳~14歳・人で60歳~72歳
一昔前の寿命を過ぎた年齢です。
今の時代は元気な猫や食欲のある猫は多いですが、素早く動けなかったり、体力の衰えが目に見えてわかるようになります。
運動不足にならないよう、無理のない範囲で適度な運動をしましょう。
老猫期15歳~20歳・人で76歳~96歳
15歳は今の猫の寿命の平均年齢で、ほとんど寝ています。
食も細くなるので、回数を分けて与るなどの工夫が必要です。
腎臓病や白内障など体調不良に気を付けましょう。
※それぞれの時期の呼び方は、7歳~10歳が中高年期、11歳~14歳が高齢期、15歳以上を老齢期など、さまざまあります。
猫の最高年齢は38歳
ちなみにですが、猫の最高年齢を調べてみると、38歳でした。
厳密には38歳と3日です。
これは人間の年齢でいうと約170歳くらい!!
もはやシニアではなく伝説である・・
ギネスブックにのっていて、アメリカのテキサス州で暮らしていた猫です。
クリームパフという名前の猫で、1967年8月3日~2005年8月6日まで生きていました。
どんな猫も長生きしてほしいですが、38歳って凄すぎやしませんか。
猫がシニアになった老いのサイン
- 体重減少
- 食欲減少
- 毛づくろいや爪とぎの減少
などなど。
猫のシニアの入り口は7歳で、その年くらいから老いが始まります。
もちろん個体によるので7歳でもピチピチというか元気ハツラツな猫もいます。
わが家の白猫さんは8歳でシニア期に入っているわけですが、まだ一応元気です。
確かに寝ることは増えたし老いを感じる気もしますが・・
シニアはとくにケアが必要になることが多いので体調のチェックを忘れずに行いましょう。
身体のケアとしてキャットフードや食事にも気を使うといいですね。
猫のシニアは7歳?何歳から?のまとめ
年齢的にみると、猫のシニアは11歳です。
人でいうと60歳以上の年齢です。
しかし、老いが始まるシニアの入り口は7歳とけっこう早いです。
この年齢くらいから健康診断で引っかかったり、体調の変化や遊びの頻度が減るなど、老化が始まるとされます。
猫は7歳がシニアの入り口なので、これくらいの年齢から体調などに気を付けたいところです。